「スカイ・クロラ」トリビア3 「押井監督は、女性キャラがお好き?」

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公開から、4週目となりました。
先週は都内にて、押井監督を囲んでトークショーが行われ、お客様から沢山のご質問を頂きました。

今日はその中から、ひとつ。

Q.「何故押井監督は、原作では男性キャラクターである整備師の笹倉を、女性として描いたのでしょうか?」

押井監督は、映画の中に、必ず神話的構造を持ち込みます。キルドレたちが子供たちだとするならば、彼らを冷徹なまでに撃ち落とすティーチャー=大人の男は、父親。であるならば、キルドレたちが帰ってくる地上には、彼らを出迎える「母親」が必要だと考えたのです。

原作者の森さんにもご了承を頂き、映画では笹倉は、女性キャラクターとして設定される事となりました。

では、これから映画をごらんになる方、そしてもう一度劇場に足を運びたいと考えていらっしゃる方に......。

ユーイチたちキルドレが、空から帰ってくる時に、笹倉とユーイチが交わす、「ある言葉」があります。

それはまるで、母と子の会話そのもの。

押井監督が笹倉とユーイチとの何気ない会話に込めた演出に、ぜひご注目下さい。