週末婚は今は流行っているそうです。もともとあった形態なのかもしれませんが、週末婚という具体的な名前がついたことで普及したという感じなのでしょうか。
その名前の通り、結婚していながらお互いに別の住居で生活していて週末に会うという形態のことです。恋人でお互いの家にそれぞれ住んでいるのと同じ状態ということですね。
週末婚をしている人の記事があってお金はどうなっているのかということに書いてあったのでなんとなく興味を持って読んでみました。
ただその内容を見ると住居費も当たり前かもしれませんが完全別、お互い仕事をしているので日々の生活費も全く、会ったときの交際費も割り勘ということが書かれていました。
凄く普通でただの友達づきあいと何も変わらない・・・。これでは結婚している意味があるのかと思ってしまいました。週末婚のお金ということで興味がわきましたが、実際には結婚していないのと同じだったということです。
結婚のメリットとして生活費を一緒にすることで削減することができたり、ある程度一緒の財布にすることで一体感が生まれたりとかそういうことがあるのかなと思っていたのですが、全然価値観が違うということ。
個人的には考えられない生き方だとは思うのですが、これはこれで一つの価値観として否定するべきものではなくありなのかもしれません。
一切の金銭的な助け合いはなく(本当に困ったときは別かもしれませんが)、お互い完全に自立して生きていく。普段の生活も別で恋人同士のデートのように週末に会って楽しめれば満足できる。平日気兼ねなく自由にできるからこそ週末が盛り上がる。
そういう要素もあるのかもしれません。
結婚していて自宅に居場所がないとか、そういう愚痴を言う人もよくいますし、そんなことになるくらいであれば週末婚の方が良かったとなるのかもしれません。
また自分の時間を多く欲しい人もいますよね。結婚して同居していても自分の時間は確保できるとは思いますが、本当に声もかけられたくなくて、ご飯も一緒にしたくなくて完全に自分の時間を楽しみたい。
これも現代の生き方としてはありなような気がします。
そもそも結婚して一緒に住まなければいけないなんて絶対的なルールが存在しているわけではありません。
自分が好きなように生きる方が、世間に決められた方法で生きるよりも幸せだと感じる人もいるはずです。
お金の面ではマイナスになりがちというデメリットはありますが、独身のときのような自由をずっと続けながら、結婚という社会的安定を手に入れるということで、週末婚というのもありなのかもしれません。