ブルームバーグの記事で今から10年後には会社のオフィスの利用方法は変わり、 仕事に絶対に必要なものというわけではなく同僚との充実した時間を過ごすために使われるものになる、 そのような趣旨の記事が出ていました。
「リモート勤務」、10年後には単に「勤務」と呼ぶ時代に-専門家
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-16/R7DJHYT0G1KX01
リモート勤務が普通にできるようになれば、 オフィスもそこまで大きなものが入らなくなって家賃の削減もできますし、人を採用するのもそのオフィスに通勤出来る人だけではなくあらゆる地域からの優秀な人を集められるため、より優れた人材を集めることが可能になりますし、働く側もオフィスの場所のために仕事はあきらめということもなくなりよりマッチした仕事ができるようになります。
自宅で仕事ができることになれば家庭の事情で家からなかなか出られないという人も働くことができるようになります。子育てをしていて大変であるとか、そのような事情のためになかなか社会で活躍しにくいというような人であっても上手く復帰することができるのでしょう。
また特に日本では通勤時間の問題が大きくなっていますし満員電車に乗って行くということでかなりの人が勤務時間以外の時間を無駄にしてしまっている、疲れをためてしまっています。仮に通勤時間の往復2時間が自由になるということがあれば、それが積み重なってくると仕事にも自分の生活にも良い影響を及ぼしてくるはずです。
バーチャル井戸端会議という話
この記事にはバーチャル井戸端会議が良かったという話も出てきています。
オフィスに行かなければいけない理由として、電子化されてない仕事があるということを一つあるかもしれませんが、もう一つは従業員のコミュニケーションがうまくいきづらいということがあるはずです。
オフィスであれば気軽に声をかけたりしてお互いの状況を理解したり雑談をすることでお互い仲良くなったりと言ったような事が起こってきます。これがリモート勤務になるとお互い離れた場所にいるため気軽な会話ができなくなってしまい、仕事の理解や相互理解が落ちパフォーマンスもしてしまうのではないかというような懸念があります。確かに会ったことがない人と仕事をする事一度会ったことがある人が普段から話している人では違いが出るというのも当然でしょう、
これを解決する可能性があるのはバーチャル井戸端会議です。
呼び方他にもいろいろあるかもしれませんが直接的な仕事のやり取りではなく雑談をしたりする場所を作ることによってコミュニケーションを図ることができるはずです。
特に仕事であれば話すといってもすぐ近くの席の人であったり同じ仕事はしてる人同士で話をすることがほとんどなってしまいますが、リモートであれば全然関係ないような部署の人と話すことが可能になります。交流を大きく広げることになって新たなつながりが出てきて新しいアイデアが出てくるようなこともあるかもしれません。
昔と違い今はリモートの環境も充実してきたことがあり、実際に会社に行かなくても同じような効果を再現できる可能性も高まってきたかと思います。
10年後にリモート勤務が当たり前になるというようなことが本当に実現できればいいなと思います。