大学を卒業してすぐに起業するのはいいのか

大学を卒業してすぐに起業するべきかどうか。
これはその人がどのような実力でどのように起業していくのかによっても異なるとは思いますがこのことについてこのような気が出て今。

いきなり起業しないで2-3年普通の会社で働いてみて普通の会社はどのような仕組みにまわっているかを知るということです。確かにこれは大事なことだと思います。

学生時代から一般企業でアルバイトをしたことがあったりインターンをしていて大体のことも分かってるということであれば問題ないかもしれませんが、そうではない場合はわからないことが多すぎます。

学生時代アルバイトをしてると言っても飲食店であったり、家庭教師であったりといってアルバイトの場合実際の企業はどのように動いているかということが理解できません。

稟議の仕方であったり決済の仕方出会ったり物事の調整の仕方であったりそのようなことは各会社によって異なるとは言っても一定のノウハウというものは存在します。
社会人かすると当たり前のことですが学生からすると全く分からないということは多いのです。

このことを知らないままいきなり起業してしまって自分の事業に関しては自信があったとしても外部との調整や社内調整についての経験が全くないというのは後々大きなダメージとなってしまうかもしれません。
ふとした時に常識がない人というところを見られてしまうと問題となってしまう可能性もあります。

本当に優秀な人であれば話は別

基本的には一般の会社で働いた経験というのは重要だと考えますが本当に一部の優秀な人に関してはこの限りでもないかなっていうことも思ってしまいます。

学生時代にそこまで事業を拡大できるようなアイディアと実行力を持った人というのはなかなか存在しません。社会で働くのもいいですが、数年働いているうちにその時間を使って自分の事業を行動に移した方が正解だったというケースも出てくるかもしれません。

そして事務関連に関しては自分自身ができないとしても、自分の代わりに優秀な人を雇って調整してもらうというような方法もあります。自分自身も知識をつけておかないといつ何が起こるかわかりませんので全く人に任せておくということをお勧めしませんが、ある程度は人を雇うことになってカバーできる部分というのもあるでしょう。

いきなり起業した方がいいのかそれともどこかの会社で働いた方がいいのかということに関しては絶対的な答えがあるわけではないのです。

そこまで自信があるという人であればいきなりの起業でもいいかもしれませんが一般的には新卒のうちに一度社会人経験をして社会人とはどういうものかということを経験しておくことが後々の人生に役立ち、結果急がば回れだったということに気づくことも多いかもしれません。

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