東京ドームがキャッシュレス専門に 賛否両論とは言うけれど正しいのでは?

東京ドームがキャッシュレス専門になり現金が使えなくなったということで話題になっていますね。

最近はキャッシュレスで現金が使えない店というのも少しずつ増えてはいますので、そこまで驚くようなものではないかもしれませんが、それでも東京ドームの規模でいきなりキャッシュレス化したというのは面白いことかなと思います。

キャッシュレス化をして現金しか持たない人は使えなくなるなんて賛否両論もあるようですが、果たしてこの方向性は正しいのでしょうか?

完全キャッシュレスだからこそ意味がある

キャッシュレス化を進めるメリットとして一番大きいのが現金管理がいらなくなるということです。キャッシュレスを行うことでの事業者への手数料は発生してしまいますのでその分のメリットが出てこないと意味はありません。

現金管理は大変面倒なもので各レジに常時現金を保管しておかなければいけませんし、売上をまた一ヵ所に集めてそこから現金を輸送して・・と考えるとその取り扱いコストというのは規模が大きくなればなるほどバカにならないものになってきます。

キャッシュレス化によって現金の取り扱い量を減らすことはできますが、今多くのお店が行っているように現金も使えます、キャッシュレスでも対応できますというようなやり方であれば、現金もどうしても出てきてしまいます。
現金を取り扱うのが面倒なのに、両方の選択肢を残していると手間はなかなか減っていかないことにもなってしまいます。

完全キャッシュレスであれば、現金管理が一切いらないのでこの現金管理コストを減らすことでかなり運営は楽になるはずです。複数レジ、店舗があるほどキャッシュレスメリットは大きいですよね。

反対する必要はある?

キャッシュレス化に反対する必要はあるのかということですが、現金しか使えない人が困る、それくらいのように思えます。
何か信念をもって現金しか使わないという人もいるのかもしれませんが、さすがにそろそろ時代の波に乗れていないと思えてしまいます。

これだけネットが普及した時代において通販を行うにはクレジットカードや何か電子マネー系は必須になってしまいます。またQR決済系ではチャージの概念ができましたのでクレジットカードを持てないという人、物理的には持てても使いすぎるため持ちたくない人にとってはも対応できます。

使えない高齢者のことを考えてといっても、現時点で70代程度であればスマホを使いこなしますよね。そして今回の東京ドームにおいては交通系ICカードも使用できるということで、Suica、Pasmoでの支払いもできることになっています。電車で移動をするのに交通ICも全く持っていないで東京ドームまで来る人となるとほぼいないことになるのではないでしょうか。

その場で交通ICカードに現金チャージする機械も置くということですし、今回の話は時間の問題で普及していくことになると思います。

そしてキャッシュレスが当たり前になっていって他でも普通にキャッシュレス店舗が誕生してくると、使える店が増えて消費者としても便利ですし、お店側としてもより管理が楽になり便利になっていくのではないでしょうか。

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