息子を東大に入れる方法について語る記事について

最近のニュースでも息子2人を東大に入れたシングルマザーの方法というような記事が出てきました。

そのようなノウハウ系の記事で参考になるものはなるのですが、だんだんと増えすぎてきたかなと思うところがあります。

本当にその通りにして東大に合格できるのか?合格したのは親のやり方ではなくて本人が頑張っただけではないか?あるいは本人に勉強の適性があったのではないか?そういう疑問も出てくるのです。

その記事のコメントとしてはこのようなものも出ていました。

「理3に3人入れた母とか、偏差値35から東大に入った人とか、母子家庭で東大に入った人とか、今度は母子家庭で東大に入れた母とか、最近は色んな形で東大をキーワードに自分を売り出す人が増えたよね。
東大に入りたい人、東大に入れたい親が有り難がって聞くもんだから、こういう人らが稼げるのかもしれんけど、こういう人らの話を聞いていたって、残念ながら東大には入れないよ。
むしろ難関大に入った人はどの時期にどういう参考書をやっていたとか、どの塾や予備校の講座が良かったとか、そういうテクニックの話だってネットやYouTubeに溢れかえっているから、そっちをチラッと見て、方針が決まればあとは勉強すれば良い。それだけ。
どういう育て方をしたとか、どんな習い事をしていたとか、どんな学習法だとか、どんなノートの取り方とか、こういう人ら継続して収入が欲しいから色んなネタで延々と発信を続けるけど、正直時間のムダかと思う。

このコメントも一理あるところがありますし難しいところです。
本当の受験テクニックであったり育て方であればいいのですが、偶然東大に入れた再現性の話をされてしまうのでは困ってしまいますよね。

方針が決まれば勉強すればいいというのもその通りですが、それだけで入れないのも難しいところ。

塾に通ったからといってどうにかなるものでもありませんし、全員が上手くいくわけではありません。

確かに勉強すればいいというのはそれだけであり、ただ勉強を続けるだけでもそれなりの成果は出るかと思います。それでも東大に行くのは難しいとは思いますが、全くどこの大学すらも引っかからないというのはないでしょう。

ほとんどの高校生はやらないだけだということも知っています。友達との交流もあれば部活もあるしやる時間がないというのもわかります。

そこでどう時間を作って勉強すればいいのか、親としてはどうしたらいいのか。この答えがわからないので困るのですが、子どもの自主性に任せるとか、ゆっくりと見守るとか、そのような対応で上手くいく人は一握りのはずです。

本気で東大やそれに続く上位大学を目指すのであれば子どもと一緒に戦略を考えていかなければ一部の人を除いて相当に難しいと思います。

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