最近は、景気回復といいながら格差拡大ということが多く言われるようになってきました。実際に格差は広がってきているなというのも感じる部分が多くあります。
貧困側の方では年収100万円台~200万円台なんて人もいるということで、貧乏生活をしている内容の記事を見かけたりすることがあります。
もし、本当に貧困生活をしていて、体が元気だというのであれば期間工をしてみるというのはどうなのでしょうか。
体調が悪いのであれば難しいデメリットはある
期間工の情報で調べていると、期間工をやっていたのに年収が170万円しかなくて、貧困になっているという人の話がありました。
この人は何故かというと、体調不良で職場を転々とすることになって、そういった年収の低い職場しかなくなってしまったということです。
自律神経が弱くてすぐ体調を崩してしまうタイプだったということです。
普通の自動車工場の期間工で働ければこんな年収になることはなくて、良いと思うのですが、体調不良が続くと、期間工の仕事も厳しいということはあるかもしれません。
期間工の仕事は自動車という職種上、どうしても何らかのものを持ったり、ラインでずっと作業をするということが出てきますので体力勝負であったり、一部の筋肉を使うということが出てきます。
体力については普通の人は2ヶ月もやれば十分について何の問題もなくなるといいますが、本当に普段から体調をすぐ壊すという人、虚弱体質だという人にとっては厳しい面があるのかもしれません。
体力さえあれば期間工はなんとかなります
期間工をやるにあたって、体力がないということを言いましたが、逆に体力さえある程度、常識的なレベルで伴っていれば後の条件はいらないというのが魅力になってきます。
人にはいろいろな事情もありますし、全員が良い学歴であったり職歴であったりを持っているわけではないというところもあります。
また以前は良い職場で働いていたとしてもその後やめてしまい、今は稼ぎが全然ない、あまり良い職場ではないという場合もあります。
通常の会社の中途採用であれば、これまでの経歴を厳しく見られてなかなか決まらないということもよくあります。会社側も利益を重視して見ていく人を選ぶ立場なので仕方がありません。
でも、期間工であれば、過去の経歴というのはほぼ関係がなくその職種につくことが可能です。もちろん似た経験をしていれば有利、体力が相当あることがわかれば有利というのはありますが、普通の人でも余裕で合格することはできます。
過去の経歴に関係なくお金を稼ぐことができるという点で期間工はやはり魅力的なのです。
現在の貧困を脱することが必要
もし現在貧困状態にあって、毎日の生活費も苦労しているという状態であればその状態を改善する方法を考えていかなければいけません。
毎月の生活費が給料でまかなえるのであれば問題はありませんが、相当生活費も削らなくてはいけない、生活費が足りなくて貯金を崩している、毎月ただ生きているだけで貯金も全くできていない。
このような状態ではいつか破たんしてしまいます。
毎日働くことによって少しずつでも何かが改善していくのであれば今の仕事を続けるべきになりますが、ただ生きながらえているだけ、マイナスに向かっているのであれば危ないですよね。
期間工であれば、寮に入ってしまえば生活にかかる費用は大幅に減らすことができますし、貯金もそこまで使うものがないので貯まりやすいのに加え満了金ということでボーナスのような収入があり、かなりお金を貯めやすい状態をつくることができます。
絶対に期間工でなければいけない理由はありませんが、貧困状態を続けても何もいいことはなく、改善する方法を考えていくべきです。
期間工をやりながら次のステップを考えていくということ
期間工といっても一生できる仕事なのか、ずっと稼ぎ続けられる仕事なのかという難しいところがあります。
契約期間もその期間工という名前のとおり、期間が決まっていて2年11カ月でその期間は終わります。その後、他の会社の期間工につくことはできますが、ずっとそれだけを繰り返しているというのはおすすめはできません。
ある程度の期間をやって正社員を狙うということ、正社員の見込みがあるような状態になっているのであればいいですが、なかなかそれは厳しい道のりかもしれません。
できれば、期間工として当面のお金を稼ぎつつ、次の期間満了のときまでに就職先を決めておくというのがいいのかなと考えます。
期間工から次の転職をしていくというのは、決して簡単なことではないかもしれまえんが、現状の収入を守りながら活動していけば、そのうち良いところも出てくるでしょう。
転職活動をしていくにも当面の資金が全くない、その日暮らしで全く身動きが取れないのであれば困ってしまいます。
年収が低い人の動き方のまとめ
年収が今とにかく100~200万円台と低くて、他に移ることのできる見込みもない、学歴・職歴ともにいまいちという場合は、一度期間工を検討してみてもという話をしました。
自分の何か希望があってその仕事の道に進んでいる等であればまた別ですが、そうではない状態で、生活水準を下回るような給料であればやはりいつか身動きが取れなくなってしまうものです。
そうならないためにも、まずは期間工でもやって、目の前のお金をためる、何かあったときの余裕資金をためていって、次のステップに進む準備をすることが大事だと思います。
期間工以外にも良い方法というのはあるかもしれません。まずは自分ができることについて、ゆっくりと考えていきましょう。